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pring(プリン)の安全性は?保証範囲は?

どうも popyです。

先日ご紹介したpringですが、ツイッター上でもすごく反響を頂きました。その記事はこちら。

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現在pringを利用されている方も、これから利用しようと思っている方もpringのサービスがどれほど安全で、不正利用等が発生した場合どれだけ補償してくれるのか把握していますか?何かあった後に、「そんなの聞いてないよー」っとならない様にしっかり把握しておきましょう。いつ何が起きるかは分かりません。自分の資産は自分自身で守ることが大切です。

 

預金目的での利用はできない

pringではアプリ内に入金することが可能ですが、あくまで送金や決済を行うことが目的であり、預金目的での利用は規約上認められていません。ここを理解しておくことが大切です。

  1. ユーザーは、日本国内で、日常生活上の送金及び決済、事業活動上の送金及び決済を行う目的でのみウォレット及びpringを利用することができます。ユーザーは、預金をする目的でウォレット及びpringを利用することはできません。

 

 

盗難でも基本的にはユーザ自身の責任

  1. ユーザーは、ユーザーご自身の責任においてウォレット及びpringを管理及び利用するものとし、ウォレットにおいて行った一切の行為及びその結果について一切の責任を負うものとします。当社は、pringの盗難、不正利用(当社の責めに帰すべき事由によることなく、ユーザー本人によらずにpringが利用された場合を含みます。)、紛失等に関しては、一切責任を負いません。

上記を読んでいただければ分かりますが、盗難や不正利用があった場合でも会社は責任を負ってはくれません。

 

会社側の過失における保証範囲

会社側に過失がありユーザに損害が生じた場合は、賠償してくれる場合もあるようですが、その場合でも損害が発生した月にユーザが入金した額が上限額となります。先月までに入金していた分は賠償してくれないということですね。

  1. 前項ただし書に定める場合であっても、当社は、当社の過失(重過失を除きます。)による債務不履行又は不法行為によりユーザーに生じた損害のうち特別な事情から生じた損害(当社又はユーザーが損害発生につき予見し、又は予見し得た場合を含みます。)について一切の責任を負いません。また、当社の過失(重過失を除きます。)による債務不履行又は不法行為によりユーザーに生じた損害の賠償は、当該損害が発生した月にユーザーが購入したpringの購入額を上限とします。

 

 

サービスの安全性は?

  1. 当社は、ウォレット及びpringに事実上又は法律上の瑕疵(安全性、信頼性、正確性、完全性、有効性、特定の目的への適合性、セキュリティなどに関する欠陥、エラーやバグ、権利侵害などを含みます。)がないことを明示的にも黙示的にも保証しておりません。当社は、ユーザーに対して、かかる瑕疵を除去してウォレット及びpringを提供する義務を負いません。

 規約上は上記の通り記載されており、サービスの欠点があるとも・ないとも言わないという微妙な書き方がされています。「安全だ」と記載することのリスクは当然企業側としてはあるので、こういった記載になったのだと思います。

 

まとめ

私自身はpringは素晴らしいサービスだと思っていますし、周囲の人にも勧めたいと思っています。ただし、そのサービスを使うことのリスクはしっかり把握した上で利用することをオススメします。pringは預金としての利用を勧めていません。過剰なアプリへの入金は避けて必要な分だけを入金しサービスを利用するのが良いと思います。

 

2019/3/24時点での利用規約を引用しています。

利用規約 |プリン(pring)- お金コミュニケーションアプリ

 

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