通信障害を起こしたソフトバンクはオワコンですか？
どうも popyです。
今日最大のニュース「ソフトバンクの大規模通信障害」について記事にしたいと思います。
12/6の午後1時30分頃からソフトバンクの携帯電話が利用できない事象が発生しました。影響範囲は全国に及び、ツイッター上では利用できないツイートで溢れかえりました。午後6時過ぎには設備が復旧したことが公式HPでも発表されています。
通信障害の原因はまだ明かされていませんが、「交換設備の不具合」ということだけが判明しています。
ツイッター上の反応は「子供と連絡が取れない」や「仕事にならん」といった困惑ツイートをはじめ、「詫び石はよ」や「1ヶ月分の料金を無料にしろ」「他社に乗り換えよ」などのソフトバンクを責めるツイートが占めていました。
影響は一般ユーザだけにとどまらず、今判明しているだけで佐川急便の端末影響やGLAYのライブチケットへの影響なども確認されています。
確かに自分が利用している携帯電話が利用できなくなることを想像すると非常に困るし、イライラすると思うのでツイートの気持ちは理解できます。では、ソフトバンクはオワコンなのでしょうか？一度冷静になり考えてみましょう。
繋がることが当たり前な時代
そもそも10数年前までは圏外のエリアがあるなんて当たり前、繋がらないところがあるのは普通だったのです。それが今では繋がらないところを探すのが大変なくらいどこにいても携帯電話を利用することができるのです。地下でも山でも海でも携帯電話を利用することができます。
こういった通信環境が整えられたのは、ソフトバンクだけに限らずドコモやauを含めた3キャリアの努力の結晶なのです。来年からMNO（Mobile Network Operators）になる楽天が全国規模の通信環境をそう簡単に構築できるはずがないのです。だからauと手を組むことになります。
たった数時間利用できなくてこれだけの人が大騒ぎするほど「繋がることが当たり前」というイメージを作りあげた携帯キャリアは純粋にすごいと思います。
「5時間も止めやがって」という意見も目にしましたが、私からすると約5時間で復旧できたことはすごいなと思いました。ソフトバンクの通信設備がどういう構成かは知らないですが、全国規模の障害に対して、原因特定から解決策立案そして対策実施までをたったの5時間で終わらせたのです。他のライフラインならそうはいかないでしょう。
今回レベルの障害が頻繁に起きているならツッコミどころ満載ですが、通常は安定した通信環境を提供できているのです。見方を変えてみたらソフトバンクの凄さが見えてきませんか？
馬鹿の一つ覚えのような値下げ論争
その一方で巷では携帯電話料金の値下げに関するニュースばかりが取り上げられます。ひいては政府からも値下げを指示される状況です。当然携帯電話料金を下げるとなると、設備コストの低減も社内では検討せざるを得ないでしょう。しかし今回のような通信障害を起こすわけにもいきません。携帯キャリアは非常に苦しい状態が続くでしょう。
今回の障害でいかに自分の生活がスマホに依存しているかを実感した方は多いのではないでしょうか？月額数千円払えば、大半のことができてしまうサービスを各キャリアが提供していることを今一度認識して欲しいです。そして、それでも高いと思うそこのあなたには、今すぐにMVNO（Mobile Virtual Network Operators）の契約をオススメします。
MNOとして設備投資を行う使命がある以上、大幅な値引きは期待できません。仮に大幅な値引きが出来るのなら、MVNOなんて要りません。
今回の障害でソフトバンクの回線を利用しているY!mobileやLINEモバイルも影響を受けてしまいましたが、値段が安いからしょうがないとあなたの気持ちを落ち着かせてくれるかもしれません。。。
それでも課題はある
今回私が一番課題に感じたことは、ソフトバンクが通信障害になっていることを一番知るべきソフトバンクユーザへ知らせることができないことだと思いました。通信ができない以上、解決するには難しい問題ですが、携帯が壊れてしまったと思いソフトバンクのショップを訪れたユーザが非常に多かったそうです。
そして、店員さんへどうにかしろと罵声を浴びせる人が多かったそう。そこで解決できるならすぐ解決してますよと。
まとめ
なんだかまとまりのない記事になってしまいましたが、たった5時間携帯電話が使えないくらいでこれだけの騒ぎになる世の中です。当然ソフトバンクだけではなく、他のキャリアでも起こり得る事態です。少し冷静になって対処してるうちに、日本の優秀なキャリアが復旧させてくれますよ。
対処にあたったエンジニアさんとショップ店員さんに「お疲れ様でした」と伝えたいですね。
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