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「ゆうちょPay」は身近なサービスになれるか!?

どうも popyです。

みなさんご存知ゆうちょ銀行が「ゆうちょPay」を開発していることをご存知でしょうか?今日は「ゆうちょPay」をご紹介したいと思います。

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ゆうちょPayとは?

ゆうちょ銀行の口座を保有しているユーザがスマホに専用アプリをダウンロードすることで決済手段として利用できます。ゆうちょ銀行と契約を行った加盟店の支払い時に専用アプリでQRコードを読み取ることで決済を完了することができます。

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支払い方法はすでにサービスを開始している「PayPay」や「LINEPay」などと同じイメージです。特徴として設定している口座から即時引き落としとなるので、デビットカードのような使い方ができます。

 

利用するための審査はいらず、年齢制限もありません。ゆうちょ口座を保有していることが条件となります。

 

気になるサービス開始時期は、2019年5月※ (2月)ごろを予定しています。

※延期が発表されました。

 

銀行や地域を超えた決済サービスをめざしており、銀行間の相互連携を進めるそうです。ゆうちょ銀行だけでなく、福岡銀行りそな銀行などが導入予定となります。

 

 

サービス展開の鍵は安心感!?

すでに多くのバーコード決済がサービスを開始しており、来年2月のリリースはかなり出遅れていると思います。また他の企業のように20%還元といった大型のキャンペーンが実施できるかというと、個人的にはあまり期待薄だと考えています。

 

他のサービスに勝てる強みがあるとすれば、ゆうちょ銀行が手がけるサービスであるという「安心感」ではないしょうか。年配層であれば昔からゆうちょ銀行の口座を保有している方も多く、信頼も厚いでしょう。どこの企業か分からないような企業が出すサービスよりも昔から馴染みのあるゆうちょが出すサービスなら使ってみようと思う方はいるかもしれません。

 

この年配層というのは「PayPay」や「LINEPay」などもあまり獲得できておらず、シェアを獲得できるチャンスがあると思います。こういった層をうまく獲得できれば、さらにバーコード決済全体が盛り上がるのではないでしょうか。

 

また来年10月には消費増税が予定されており、その対策としてキャッシュレス決済によるポイント還元が検討されています。キャッシュレス決済を利用しない層は不平等ではないかという議論が巻き起こっていますが、そこに「ゆうちょPay」がうまく入り込むことで年配の方でもポイント還元施策を享受できるかもしれませんね。

 

ただし、ポイントという概念を取り入れているのかがわかりません。あくまで銀行事業の決済手段としてのサービス展開だけという可能性もあります。ここは普及の大きな鍵になる部分なので、引き続き情報をウォッチしていきます。

 

まとめ

サービス面の特徴はやはり「口座からの即時引き落とし」という点でしょうか。ゆうちょが手がけるサービスとしての強みをうまく活かせていけるかが勝負の分かれ目だと思います。ライバル会社の競争に割って入ることができるか注目です。

 

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